各ユニットの説明と回路図

 左の写真の3本のスライドボリューム(スロットル-スピードコントローラ)の開度(速度)を表示するLED表示器です。1ch当たり、7個の緑のLEDと赤の3個のLEDで構成されています。赤の領域は速度超過を表示する設定になります。これはマイコンのADC(アナログ-デジタルコンバータ)で読みとった。0〜3.3Vの電圧を10等分してスロットル用のVRのレバー位置に比例してバーグラフのような表示をするようにしてあります。

 3chのLEDバーグラフはマイコンのタイマー機能を使用した、4msecの割込処理によるダイナミック点灯方式を採用しています。(ダイナミック点灯方式=この場合、10行+3列のLEDを1列づつ表示させることによってマイコンの出力ポートを13本に節約している。4/1000秒という時間で3列のLEDの点灯を次々と切り替えているので人間の目には3列のLEDバーグラフが同時に点灯しているように見える。)このユニバーサル基板のLEDのドライブ用の小信号シリコントランジスタは30年前の製品ですがまだ使用できました。
 真ん中の10個のトランジスタが行(10行)のLEDを駆動します。上の6個のトランジスタはそれぞれのチャンネル(列)のLEDを駆動しています。

 上の写真の左側の8個の赤のLEDはポイント駆動回路へのレベルを表しています。点灯している時は、マイコンからポイントを駆動する出力のレベルはHighレベルです。その右の8個のトランジスタは左側のLEDを駆動する為のものです。現在の回路では8個のポイントを切り替えることができます。LEDの左のコネクタからポイント駆動回路に接続されます。

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